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ぽっこりお腹になる原因

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  • 2020/09/06

皆さん、今年の夏はどのように過ごされたでしょうか。

自粛とテレワークによって、家にいる時間が多いせいで、お腹が出てきてしまった

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。いわゆる『コロナ太り』に関する情報は、ここ数ヶ月あらゆるメディアで目にしたことと思います。

 

ぽっこりお腹というと、単純に食べ過ぎや飲みすぎ又は運動不足で脂肪がお腹周りにくっついてしまったと考えるかと思いますが、原因は他にも存在しています。

 

それが『腹圧の低下』です。

 

一言に腹圧が低下しているといわれても、あまり実感がないと思います。

 

腹圧が入っている感覚と、抜けた場合の感覚を実際に下の手順に沿って体感してもらいたいと思います。床に立った状態で試してみてください。

①肩甲骨を寄せて下げ、胸を張りだす

「この動きをすると、背中が反り、お腹が前に突き出した状態になると思います。お腹の力は抜けてしまっている状態です。」

② ①の状態のまま、みぞおちと下腹部を寄せるように力を入れる

「この状態では、いわゆるまっすぐな姿勢となりますが、この時点でお腹には軽い圧が入り続けていると思います。」

③ ②の状態から、背中を丸めてみる

「この状態では、わざと猫背の姿勢をとります。すると入れていたはずのお腹の力が 入らなくなる感覚が分かるかと思います。」

 

腹圧が弱くなると、内臓が下がってしまったり、お腹を突き出した姿勢をとりやすくなるため、結果としてぽっこりお腹のようになることがあります。

 

これらを改善するために重要となるのが、

大腰筋です。

   (大腰筋 イラスト)

引用元 ヒューマン・アナトミー・アトラス

 

腹圧がしっかりとかかった状態を維持するためには、大腰筋がしっかりと働けるように、この筋肉がくっついている第12胸椎が安定する姿勢をとれることが重要となります。

 

また、この筋肉は腸腰筋と名前を変えて人体で唯一、上半身と下半身を繋ぐ筋肉となります。

 

上半身と下半身の連動の要であるこの筋肉が姿勢にもたらす影響はとても大きいということです。

 

 

 

 

代表的な弱った大腰筋を鍛える方法

を一つ紹介したいと思います。

①イスに座り身体が丸まらないよう良い姿勢をキープします

②良い姿勢を保ちながら脚をめいっぱいあげて3秒キープ

③3秒キープしたら脚を下ろし、良い姿勢をキープしながら反対の脚をあげていきます。

④後は交互に繰り返してください。左右それぞれ10回×3セットできることを目指していきましょう。

 

今回は自宅では中々できない人のためにも国立スポーツ科学センターでも使用されている医療機器によるEMS(Electric Muscle Stimulation)というトレーニング法を紹介します。EMSとは、筋肉に電気刺激を送ることにより他動的に筋肉を訓練し強化する方法で、写真のような機械を使って行います。

 

 

この機械を使うメリットは、寝ながら行えるため体力がない・運動が苦手という方も行える点、強度を変えることができるため、十分な負荷でのトレーニングができるという点です。

 

EMSには、腸腰筋・骨盤底筋等を鍛えることにより腹圧を高め、腰痛や内臓が下がってしまうことを防ぎまた、尿漏れの改善や転倒防止にも効果があります。

 

ぜひ共立総合整骨院に来られた際にはお試しください。

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