生理痛について
《生理痛について》
生理痛とは経血を排出するために子宮を収縮させるプロスタグランジンという痛みをひきおこす物質によっておこるものです。
毎月の生理時に不要になった経血を体外に排出出来なくなると生理痛が強くなることがあります。中医学では子宮内に残った経血を血オ(けつお)と言い、痛みを引き起こす物質であると考えられています。
そのために生理時にしっかりと経血を排出することが重要です。そのために必要なストレッチやツボをのせますので是非参考にしてください。
なお、ストレッチの目安は“イタ気持ちいい”として、無理はしないでください。日頃から行うことによって予防になります。起床時と寝る前1日2回30秒程度行うことをおススメします。
ツボに関してはご自身でゆっくり押しこんでください。また置鍼という貼ったままにしておける鍼テープやツボ押しテープがあります(当院も用意しております)
(下腿伸ばし)
足関節を柔らかくすることで子宮内の血流アップ
(開脚)
足の内側を延ばすことで子宮内の血流アップ
(ツボ)
・血海(けっかい):ひざの皿の内側、指3本分上のとこ
・三陰交(さんいんこう):内くるぶしの指4本分上の骨の後ろ
体質によって施術で使用する経穴(ツボ)は変わります。生理痛はなかなか言いづらい悩みかもしれませんが、お悩みの方は女性スタッフもいますのでお気軽にご相談ください。