腹圧って実際なに?
みなさん腹圧という言葉をよく耳にすると思いますが、
実際体にどう役に立っているかご存知ですか?
腹圧はお腹の中の圧力のことをいい、体の安定や健康にとって非常に重要です。
腹圧は簡単にいうとコルセットのような役割をしており、骨格のバランスを保つための大切な構造になっています。
○腹圧が弱いとどうなる?
長時間の立ちっぱなしが辛い、立っているとすぐ寄りかかりたくなるという方は、腹圧が弱くなっている可能性があります。
腹圧が弱いと体幹が不安定になり、姿勢が崩れやすくなります。
重いものを持ち上げることや運動時に体を安定させることが難しくなり、腰痛や背中の痛みを生じることがあります。
腹圧が弱くなることで正しい姿勢が取れず、骨盤が前傾し反り腰のような姿勢になり、腰部への負担が増えてしまいます。
腹圧を高めることで、骨盤は後傾し、正しい位置に戻り腰部への負担を減らします。
○腹圧を高めるにはどのようにしたら良いの?
腹圧を高めるには、
・プランクやクランチなどの腹筋トレーニング
・腹式呼吸を取り入れ、呼吸と共に腹圧を調整する
・日常生活で正しい姿勢を意識し、腹筋を軽く引き締める
などの方法があります。
腹圧は腹筋をただ鍛えるだけでは上手く使えず、腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋といった腹腔を上下、左右、前後で覆った筋肉を鍛える必要があります。
↑(腹横筋)
共立総合整骨院では、EMSという機械を使って、腹横筋や横隔膜といった腹圧を調整する筋肉を鍛えることができます!
また、EMSの他にも、患者様に合わせたトレーニングを提案しています。
普段運動をされない方などもお待ちしております!
↑(横隔膜)
引用元 ヒューマン・アナトミー・アトラス