暴飲暴食は〇〇の原因に?
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
2020年も始まり、正月の連休が明けて普段通りの日常に戻ったと思います。
今年のお正月はこれまでの連休よりも長かった方が多くいると思いますがゆっくり休めたでしょうか?
この時期は年末から忘年会、新年会、親戚と集まったり等お酒の席が多くなったりして食べ過ぎ飲み過ぎてしまう方も多くいると思います。実は暴飲暴食は腰痛の1つの原因になってしまうことがあります。
一般的に暴飲暴食は肥満をはじめとして多くの健康被害があるといわれていますが、暴飲暴食が腰痛に繋がることはイメージしにくいかなと思います。
胃、腸等の消化器系の臓器は筋肉によって動いています。
そこに過度の飲食が加わることで胃、腸、肝臓にストレスが加わり、それが胃や腸の筋肉を緊張させてしまいます。
筋肉の緊張は胃、腸、肝臓を留まらず筋膜の繋がりにより周りの組織の緊張を及ぼしてしまいます。
横隔膜を主とした腹部中心のインナーマッスルが固くなることにより、横隔膜と密接な関係があり、背骨を支え重力から体を守る働きをする腸腰筋が固くなってしまい、背骨がうまく支えられなくなることにより腰にストレスがかかり腰痛を引き起こしてしまうことがあります。
忘年会、新年会が続くこの時期はひとまず胃腸を休めてみてはいかがでしょうか?
ちなみに平安時代から食べられ続けている『七草粥』は胃腸を休めるために消化の良いものをということで食べられ始めたそうです。
「日本のハーブ」といわれる
「芹 (セリ ) ,ビタミンAやC、カルシウム、リン、カリウムが豊富で血液の状態を良くして高血圧、動脈硬化の抑制にも働きます。
薺 (ナズナ ) ,ビタミンKが豊富に含まれていて骨を強くする働きがあり、骨粗鬆症の予防に最適です。
御形 (ごぎょう ) ,詳しい成分はまだ不明らしいですが昔から咳やのどの痛みを和らげると言われています。
はこべら ,ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、カリウム以外にも多くの栄養素が含まれていて昔から利尿作用、鎮痛作用、歯槽膿漏の予防にも使用されています。
仏座 (ほとけのざ) ,高血圧の予防・胃腸の働きを整えます。
菘 (すずな、かぶ) ,ビタミンAやB1、B2,C、カルシウム、鉄などが含まれており便秘、風、胃腸が悪い時に良いと言われています。
蘿葡 (すずしろ、だいこん ).ビタミンA、Cや食物繊維が含まれており、消化の促進や二日酔いの良いと言われています。
」など、春の七草には多くのビタミンやミネラル、消化を助ける食物繊維が豊富に含まれています。
この時期は春の七草のような栄養価の高い消化の良いもを摂って胃や腸、肝臓を休めることをおすすめします。そして、体調を整えて良い一年のスタートを迎えましょう。