共立総合整骨院

メニュー menu

脳梗塞

このようなお悩みありませんか?|共立総合整骨院

☑ 急に手足や顔の片側が痺れたり、動かしにくいと感じることはありませんか?

脳梗塞は、脳への血流が途絶えることで起こり、その結果、脳の一部の機能が失われる病気です。多くの場合、体の片側に突然の麻痺やしびれが生じます。これは、脳の損傷部位と反対側の手足や顔面に現れることが特徴です 。

このような症状は、ほんの一瞬で終わることもありますが、脳梗塞の前兆である一過性脳虚血発作(TIA)の可能性も示唆しています。たとえ一時的な症状であっても、放置せずに医療機関を受診することが重要です。

☑ろれつが回らなかったり、言葉が出にくかったり、人の話が理解できなかったりすることはありませんか?

言語障害も脳梗塞の重要な兆候の一つです。言葉がうまく話せない、ろれつが回らない(構音障害)、言葉が出てこない(失語症)、あるいは相手の言っていることが理解できないといった症状が現れることがあります。

これらの症状は、脳の言語機能を司る領域が影響を受けることで発生します。周囲の人がこれらの症状に気づいた場合も、速やかに救急対応をすることが求められます。

☑片方の目が見えにくくなったり、物が二重に見えたりすることはありませんか?

視覚障害も脳梗塞の初期症状として現れることがあります。片方の目が急に見えにくくなる、視野が狭くなる、物が二重に見えるといった症状は、脳の視覚情報を処理する領域への血流が不足しているサインかもしれません。これらの症状も突然現れることが多く、見過ごされがちですが、脳梗塞の可能性を考慮し、迅速な対応が必要です。

☑急に激しい頭痛がしたり、めまいがしたり、バランスが取れなくなったりすることはありませんか?

脳梗塞の種類によっては、突然の激しい頭痛を伴うことがあります。特に、今まで経験したことのないような激しい頭痛や、吐き気、嘔吐を伴う場合は注意が必要です。

また、めまいやふらつき、急にバランスが取れなくなるといった症状も、脳梗塞が脳の平衡感覚を司る部位に影響を与えている可能性があります。

☑最近、健康診断で高血圧、糖尿病、脂質異常症などを指摘されたことはありませんか?

高血圧、糖尿病、脂質異常症は、動脈硬化を進行させる主要な危険因子であり、脳梗塞のリスクを著しく高めます。これらの生活習慣病は、血管を狭くしたり、血栓を作りやすくしたりするため、脳への血流を妨げる原因となります。

健康診断でこれらの異常を指摘された場合は、放置せずに適切な治療と生活習慣の改善に取り組むことが、脳梗塞の予防につながります。

☑心臓の病気(心房細動など)があると言われたことはありませんか?

心房細動は、心臓が不規則に収縮する不整脈の一種で、心臓内に血栓ができやすくなります。この血栓が血流に乗って脳の血管に運ばれ、詰まってしまうと、心原性脳塞栓症というタイプの脳梗塞を引き起こす可能性があります。

心臓の病気を指摘されている場合は、医師の指示に従い適切な治療を受けることが、脳梗塞の予防において非常に重要です。

☑タバコを吸ったり、お酒をたくさん飲んだりする習慣はありませんか?

喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を促進する最大の危険因子の一つです。また、過度の飲酒も血圧を上昇させ、脳梗塞のリスクを高めることが知られています。健康な生活を送るためには、禁煙と節酒を心がけることが大切です。

☑身内の方に脳卒中になったことがある人はいらっしゃいますか?

脳卒中(脳梗塞、脳出血など)の家族歴がある場合、そうでない人に比べて脳梗塞のリスクが高くなる可能性があります。

これは、遺伝的な要因や、家族間で共通する生活習慣などが影響していると考えられています。家族歴がある場合は、より一層、生活習慣の改善や定期的な健康チェックに努めることが重要です。

脳梗塞とは|共立総合整骨院

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり、血液の流れが途絶えることで脳細胞が損傷を受ける病気です脳は、血液によって運ばれる酸素や栄養が供給されなければ、数分で機能が低下し、細胞が死んでしまいます。

脳梗塞は、大きく分けて、血管が血栓などで詰まる「虚血性脳梗塞」と、血管が破れて出血する「出血性脳梗塞」の種類があります。

虚血性脳梗塞は、脳梗塞全体の約割を占める最も一般的なタイプです。虚血性脳梗塞は、さらに血栓が脳内で徐々に形成される「脳血栓症」と、心臓などの別の場所でできた血栓が血流に乗って脳に運ばれて血管を急に詰まらせる「脳塞栓症」に分類されます。

一方、出血性脳梗塞は、脳の血管が破れて脳組織内に出血することで起こり、脳細胞に直接的な損傷を与えたり、脳内の圧力を上昇させたりします。

脳梗塞は、発症部位や程度によって様々な症状を引き起こし、重篤な後遺症を残すことも少なくありません。早期の発見と適切な治療が、脳のダメージを最小限に抑え、予後を改善するために非常に重要です。

脳梗塞の原因|共立総合整骨院

脳梗塞の主な原因は、以下の通りです。

動脈硬化:高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、血管の内壁にコレステロールなどの物質が蓄積し、プラークと呼ばれる塊を形成します。この状態が動脈硬化であり、血管が狭くなり、血液の流れが悪くなります。また、プラークが破れると血栓ができやすくなり、血管を詰まらせて脳梗塞を引き起こす可能性があります。

心房細動などの心疾患:心臓の病気、特に心房細動という不整脈は、心臓内で血液がよどみ、血栓ができやすい状態を作ります。この血栓が血流に乗って脳の血管に運ばれ、詰まってしまうと、脳塞栓症というタイプの脳梗塞を引き起こします。心臓弁膜症や心筋梗塞なども、血栓の原因となることがあります。

その他の原因:まれに、血管の壁が裂ける血管解離や、遺伝性の病気、特定の薬剤(ピルやコカインなど)が脳梗塞の原因となることもあります。これらの原因による脳梗塞は、比較的若い年齢層にも起こりうることが知られています。

出血性脳梗塞の原因:出血性脳梗塞の主な原因は、長期間放置された高血圧です。高血圧によって血管壁が脆くなり、破裂しやすくなります。その他、脳動脈瘤(血管のこぶ)の破裂、脳血管奇形、血液凝固異常なども出血性脳梗塞の原因となることがあります。

生活習慣の乱れ:喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を促進します。過度の飲酒は血圧を上昇させ、不整脈を引き起こす可能性があります。運動不足や不健康な食生活、肥満は、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった脳梗塞の危険因子を増大させます。脱水も血液をドロドロにし、血栓を作りやすくすることがあります。

脳梗塞を放置していると|共立総合整骨院

脳梗塞を放置すると、脳細胞は時間とともに死滅し、様々な重篤なリスクが生じます。

重度の後遺症:脳梗塞によって損傷を受けた脳の部位によって、様々な後遺症が残ることがあります。最も一般的なのは、体の片側の麻痺(半身麻痺)であり、日常生活に大きな支障をきたします。その他、言葉が出にくくなったり、人の言葉を理解できなくなったりする言語障害,手足の感覚が鈍くなる、あるいは失われる感覚障害,食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなる嚥下障害,視野が狭くなったり、物が二重に見えたりする視覚障害,記憶力や判断力が低下する認知機能障害などが挙げられます。

これらの後遺症は、患者さんの生活の質を著しく低下させ、自立した生活を送ることが困難になる場合があります。

合併症のリスク増加:脳梗塞による長期臥床や運動不足は、様々な合併症のリスクを高めます。肺に細菌が感染して起こる肺炎,足の静脈に血栓ができる深部静脈血栓症(DVT)や、その血栓が肺に移動して血管を詰まらせる肺塞栓症,皮膚が圧迫されてできる褥瘡,膀胱炎などの尿路感染症などが起こりやすくなります。これらの合併症は、さらなる治療を必要とし、回復を遅らせる原因となります。

 

脳卒中後うつ病などの精神疾患:脳梗塞は、身体的な障害だけでなく、精神的な影響も及ぼします。脳の損傷や社会生活の変化などにより、意欲の低下、気分の落ち込み、不安、イライラなど、脳卒中後うつ病をはじめとする様々な精神疾患を発症するリスクが高まります。これらの精神的な問題は、リハビリテーションの妨げになることもあり、早期の発見と適切なサポートが重要です。

死亡リスクの増加:特に、広範囲の脳梗塞や重度の症状を伴う場合、放置すると命に関わる危険性があります。脳梗塞は、日本人の死亡原因の上位に挙げられる深刻な病気であり、迅速な治療が救命と後遺症軽減のために不可欠です。

脳血管性認知症のリスク増加:脳梗塞を繰り返したり、小さな脳梗塞が多発したりすると、脳の血管が徐々に損傷を受け、脳の機能が低下していきます。これにより、記憶障害や判断力の低下などを主な症状とする脳血管性認知症を発症するリスクが高まります。脳血管性認知症は、アルツハイマー病に次いで多い認知症の種類であり、日常生活に大きな影響を与えます。

脳梗塞の施術方法|共立総合整骨院

共立総合整骨院では、脳梗塞の後遺症にお悩みの方に対し、西洋医学と東洋医学の知識に基づいた施術を提供しています。

急性期治療(医療機関での対応):脳梗塞が発症した場合、まず医療機関での迅速な対応が最も重要です。特に、虚血性脳梗塞の場合、発症から数時間以内の治療が予後を大きく左右します。血栓を溶かす薬であるt-PA(組織プラスミノーゲン活性化因子)の投与や、カテーテルを用いて血管内の血栓を直接取り除く血管内治療(血栓回収療法)などが行われます。

出血性脳梗塞の場合は、出血を止めるための治療や、脳の腫れを抑える治療が中心となります。これらの急性期治療は、脳へのダメージを最小限に抑えるために、一刻も早く開始する必要があります。

リハビリテーション:脳梗塞の急性期治療後、多くの方がリハビリテーションを必要とします。共立総合整骨院では、患者様一人ひとりの状態や目標に合わせたオーダーメイドの施術プランを提供し、後遺症からの回復をサポートします

手技療法:脳梗塞後、麻痺や筋力低下によって体の動きが悪くなった方に対し筋肉や関節の緊張をスポーツマッサー・金属器具使った筋膜リリース等使い血流を改善する手技療法を行います。これにより、麻痺の回復を促し、痛みの軽減を目指します。

電気療法:超音波治療器立体動態波、EMSを使い麻痺や筋力低下で硬くなってしまった筋肉や関節、軟部組織の回復を促します。EMSとは(Elctrical→電気 Muscle→筋肉 Stimulation→刺激 )電気刺激をつかった神経や身体機能の促通を促すトレーニング法です。自分の意思で運動するのではないので息切れやけがの心配なく高い運動強度でリハビリができ身体機能改善に導きます。

鍼灸治療:東洋医学的な観点から、身体のバランスを整え、自己治癒力を高める鍼灸治療を行います。鍼灸は、痛みの緩和、筋肉の緊張緩和、自律神経の調整などに効果が期待され、脳梗塞後の様々な症状の改善に役立つ可能性があります。

整体:オステオパシーやカイロプラティック、日本古来の整体のハイブリット共立式整体で身体の歪みを調整することで、神経や血管の圧迫を軽減し、本来の機能を取り戻すことを目指します。脳梗塞後、体のバランスが崩れている方に対し、整体によって全身の調整を行い、運動機能の回復をサポートします。

運動療法:患者様の状態に合わせた個別の運動プログラムを作成し、共立式体操やストレッチで筋力やバランス能力の向上だけでなく、脳の機能回復にもつながるような指導を行います。

その他

脳梗塞を予防するためには、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの基礎疾患をしっかりと管理することが非常に重要です。これらの疾患は動脈硬化を進行させ、脳梗塞のリスクを高めるため、定期的な健康診断と適切な治療が不可欠です。

また、禁煙、節酒、バランスの取れた食事、適度な運動といった健康的な生活習慣を心がけることも、脳梗塞の予防に大きく貢献します。特に、塩分の摂取量を控え、野菜や果物を積極的に摂る食生活,そして、ウォーキングなどの有酸素運動を習慣にすることが推奨されます。

脳梗塞の症状に気づいたら、一刻も早く救急車を呼ぶなどして、速やかに医療機関を受診してください。発症からの時間が短いほど、治療の選択肢が増え、後遺症を軽減できる可能性が高まります。

早期発見のためには、FAST(Face,Arm,Speech,Time)を覚えておくことが有効です。

FAST チェックポイント
Face(顔) 笑顔を見せてください。顔の片側が下がっていませんか?
Arm(腕) 両腕を上げてみてください。片方の腕が下がってきませんか?
Speech(言葉) 簡単な言葉を話してみてください。「今日は良い天気です」など。ろれつが回っていますか?言葉が出てきますか?
Time(時間)

上記のいずれかの症状が見られたら、すぐに119番に電話してください。発症した時間を記録しておきましょう。

 

結論

脳梗塞は、早期発見と迅速な治療が極めて重要な病気です。症状に気づいたらためらわずに救急医療機関を受診し、適切な治療を受けることが、後遺症を最小限に抑えるために不可欠です。

また、日頃から生活習慣を見直し、基礎疾患を管理することで、脳梗塞の発症リスクを減らすことができます。共立総合整骨院では、脳梗塞の後遺症にお悩みの方に対し、様々な施術を通じて回復をサポートしています。お気軽にご相談ください。