首の痛み｜共立総合整骨院グループ

首の痛みにはさまざまな原因がありますが、主に次のような要因が複雑に絡み合っていることが多いです。

1. 姿勢不良（ストレートネック・猫背）
長時間のスマホ使用やデスクワークにより、頭が前方に突き出した姿勢（いわゆる「ストレートネック」）になりがちです。

本来、首の骨（頸椎）は緩やかなカーブを描いて衝撃を吸収していますが、前傾姿勢が続くことでこのカーブが失われ、首に過度な負担がかかるようになります。

この結果、筋肉が硬直し、血流が悪化し、痛みやだるさとして感じられるようになります。

2. 筋力低下・筋肉のアンバランス
首や肩まわりを支える筋肉（僧帽筋、肩甲挙筋、後頭下筋群など）が弱くなると、頭の重さ（約5～6kg）を支えきれず、姿勢が崩れてしまいます。

特に、背中や体幹のインナーマッスルが弱いと、首の筋肉に過剰な負担がかかるため、首痛の悪循環が始まります。

3. 自律神経の乱れ・ストレス
ストレスや睡眠不足、過労により自律神経のバランスが崩れると、筋肉が緊張しやすくなり、首のこり・痛みが現れやすくなります。
さらに、血流が滞ることで、慢性的な痛みへと進行する場合もあります。

4. 頸椎の加齢変性（頸椎症・椎間板ヘルニア）
40代以降になると、頸椎の椎間板や関節の変性が進行することで、骨と骨の間が狭まり、神経を圧迫して痛みやしびれを伴うこともあります。

とくに、手や腕にまで症状が広がる場合は、整形外科的な評価も必要になります。

以下の項目に当てはまる方は、首まわりに負担がかかっているサインかもしれません。

・首を左右に振ると違和感や痛みがある
・上を向く動作がつらい
・デスクワーク後に首の後ろが重くなる
・枕が合わない気がする、寝起きに首が痛む
・肩や腕にだるさ・しびれがある
・緊張やストレスを感じると首がこる

これらの症状がある場合は、早めにセルフケアを始めること、そして必要に応じて専門家へ相談することが重要です。

1. 首まわりのストレッチ（僧帽筋・肩甲挙筋）
椅子に座り、片方の腕を腰に当て、反対側の手で頭をやさしく引っ張り、首の横側を伸ばします（左右30秒ずつ）。
肩をすくめず、呼吸を止めずに行うのがポイントです。

2. 頸椎モビリティ運動
仰向けになり、顎を軽く引いて、首の後ろでタオルを支えるようにして左右にゆっくり倒します。 筋肉をほぐしながら、頸椎の柔軟性を高めます。

3. 肩甲骨まわりの筋トレ（肩甲骨内転）
座った状態で背筋を伸ばし、肘を90度に曲げたまま、肩甲骨を背中の中央に寄せるように肘を引きます。
10回×2セットを目安に行いましょう。

4. ブリッジ運動（体幹強化）
仰向けに寝て、膝を立てた状態からお尻を持ち上げ、数秒キープ。背中・腰・首まで一直線になるように意識します。体幹を鍛えることで、首にかかる負担の軽減につながります。

首の痛みは、「姿勢の崩れ」「筋肉の弱化」「自律神経の乱れ」「加齢変性」など、さまざまな要因が関係しています。
日常生活の中で姿勢を意識し、適切なストレッチや筋トレを行うことで、痛みの予防・改善が期待できます。

しかし、すでに慢性的な症状がある方や、日常生活に支障をきたしている場合は、我慢せず専門家に相談することが大切です。

共立総合整骨院では、首の痛みに対して丁寧なカウンセリングと検査を行い、一人ひとりの身体状態に合わせた施術を提供しています。
首の骨格や筋肉バランスを整える手技療法、姿勢改善指導、セルフケアのアドバイスまで、トータルサポートを行っています。

症状が軽いうちからのケアが、痛みの再発予防や、快適な日常生活の第一歩です。

八王子市・町田市・厚木市で首の痛みにお悩みの方は、ぜひお気軽に共立総合整骨院までご相談ください。

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首の痛みを根本からケアして、もっと快適な毎日を目指しましょう！