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頚椎症
頚椎症とは?|共立総合整骨院
頚椎症は、加齢や姿勢の悪さ、長時間のスマホ・パソコン使用などで首の骨(頚椎)や椎間板が変性したり靭帯が厚く硬くなることなどにより頚部に痛みやしびれがなどの症状が発現したものを総称して頚椎症と呼んでいます。
初期段階では首のこりや違和感から始まり、進行すると腕や手のしびれ、力が入りにくいなどの症状が現れます。40代以降の方に多く見られますが、近年では若年層でも増加傾向にあります。
早期の対処とセルフケアの継続が、頚椎症の進行予防と症状改善につながります。
頚椎症の主な原因
頚椎症の発症にはいくつかの原因が複合的に関与しています。理学療法士の視点から、主な要因を以下にまとめます。
1. 加齢による椎間板や骨の変性
年齢とともに椎間板(クッションの役割)が潤いを失い、薄く硬くなっていきます。その結果、頚椎の可動性が失われ、骨棘(こつきょく)というトゲのような変形が発生し、神経を圧迫します。
2. 姿勢の悪さ・ストレートネック
長時間のデスクワークやスマホ使用によって、首が前に出た姿勢(ストレートネック)になりやすく、頚椎への負担が増します。首を支える筋肉が弱くなることでさらに悪循環に。
3. 頚部の筋力低下・柔軟性不足
僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋など、首周りの筋肉の筋力低下や緊張があると、首の動きが制限され、神経への圧迫が助長されます。
4. 過去の外傷やスポーツ歴
むち打ちやラグビーなど、首に強い負担がかかるスポーツ経験がある方は、頚椎の変性が進みやすい傾向にあります。
頚椎症のセルフチェック|共立総合整骨院
以下のような症状がある方は、頚椎症の可能性があります:
・首や肩のこりが慢性的にある
・上を向くと首がつっぱる・痛い
・腕や手にしびれやだるさを感じる
・ボタンが留めづらい、箸が使いにくい
・長時間のスマホやパソコン作業で首が疲れる
これらの症状が続く場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
自宅でできる簡単ストレッチ・筋トレ|共立総合整骨院
頚椎症の予防・改善には、首周りの柔軟性向上と筋力の維持が欠かせません。以下の運動を無理のない範囲で行ってみましょう。
1. 首まわりのストレッチ(僧帽筋・肩甲挙筋)
椅子に座り、片方の手を腰に当て、反対の手で頭をやさしく引っ張り、首の横を伸ばします(左右30秒ずつ)。
呼吸を止めず、肩をすくめないのがポイントです。
2. 肩甲骨周囲の筋力強化(ショルダーシュラッグ)
立った状態でゆっくり肩をすくめる→脱力して下ろす動作を10回程度。僧帽筋上部の筋力を鍛え、姿勢の安定に役立ちます。
3. 背中の筋力トレーニング(タオルローイング)
椅子に座り、タオルを両手で持って引っ張るようにして肘を後ろに引きます。肩甲骨を寄せる意識で10回×2セット。猫背改善に効果的です。
専門家によるサポートの重要性|共立総合整骨院
セルフケアは重要ですが、頚椎症は個人によって症状の出方が異なります。特にしびれや感覚の鈍さが強い場合、神経根症や脊髄症を伴っている可能性もあるため、適切な評価が必要です。
八王子市・町田市・厚木市にある共立総合整骨院では、頚椎症に対して以下のようなアプローチを行っています:
・姿勢評価・動作分析による原因の特定
・筋力や可動域の評価に基づいたオーダーメイド施術
・電気療法や手技による神経圧迫の緩和
・正しい姿勢や生活習慣の指導、セルフケアサポート
痛みが軽いうちから専門的ケアを受けることで、悪化を防ぎ、首の健康を維持しやすくなります。
まとめ|共立総合整骨院
頚椎症は「加齢」「姿勢不良」「筋力低下」「スマホ・PCの使いすぎ」などが重なって発症する、現代人にとって身近な首の疾患です。
日常的に首まわりのケアを行い、早めに違和感を察知することが大切です。
「最近首がつらいな」と感じたら、まずは簡単なストレッチから始めてみましょう。それでも症状が改善しない場合は、無理せず専門家の力を借りてください。
共立総合整骨院では、頚椎症の症状に合わせた施術と再発予防に力を入れています。八王子市・町田市・厚木市で首の痛みやしびれにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたの快適な毎日を、首からサポートします!