いつの間にか骨折|共立総合整骨院グループ

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いつの間にか骨折

「いつの間にか骨折」とは?|共立総合整骨院

「最近、背中が丸くなってきた気がする…」
「腰に痛みがあるけど、転んだ覚えはない…」
「背が縮んできたように感じる…」

こうした症状がある方は、「いつの間にか骨折(いつ骨)」の可能性があります。

医学的には椎体圧迫骨折(ついたいあっぱくこっせつ)と呼ばれる状態で、特に高齢者や骨粗しょう症のある方に多く見られます。

重いものを持ったり、くしゃみや咳をした拍子に発症することもあり、明らかな外傷歴がないため「知らないうちに折れていた」というケースも少なくありません。

この骨折を放置すると、背中の丸まり(円背)や慢性腰痛、さらなる骨折の連鎖を引き起こすリスクがあります。

いつの間にか骨折(椎体圧迫骨折)の種類と特徴|共立総合整骨院

椎体圧迫骨折は、背骨の骨(椎体)が潰れるように圧迫されて変形する骨折です。主に次のようなタイプに分類されます。

【1】急性型圧迫骨折
・転倒やくしゃみなどの動作で急に背骨が潰れるように折れるタイプ

・背中や腰に鋭い痛みを感じ、起き上がりや立ち上がり動作が困難になることも

【2】慢性型・陳旧性圧迫骨折
・明確な痛みが少なく、知らないうちに骨が潰れていたタイプ

・「いつの間にか骨折」の典型。背が縮む・姿勢が悪くなる・慢性的な腰痛として発見されることが多い

【3】多発型圧迫骨折
・複数の椎体が連続して圧迫骨折を起こすケース。円背や脊柱変形が進行し、内臓の圧迫などの合併症につながることも

主な原因

骨粗しょう症
・骨密度が低下し、骨がもろくなっている状態。
・女性は特に閉経後のホルモン変化により発症しやすく、70歳以上では非常に高い発症率を示します。

転倒・尻もち・重い物の持ち上げ
・軽い衝撃でも、骨が脆いと椎体が潰れて骨折してしまいます。
・中には、「咳」や「くしゃみ」だけで骨折するケースも。

加齢による筋力低下・姿勢の悪化
・体幹筋の衰えで骨にかかる負荷が分散されず、局所にストレスが集中

放置によるリスク|共立総合整骨院

・背骨の変形が進行し、背中が大きく曲がる(円背)

・慢性的な腰痛・背部痛が続く

・肺や胃腸が圧迫され、呼吸困難・消化不良などの内臓機能低下

・一度骨折すると、再骨折のリスクが5倍以上に増加すると言われています

・日常生活に支障が出て寝たきりの原因にもなる

「年齢のせい」と自己判断せず、早期に適切な対応をすることが、健康寿命を伸ばす第一歩となります。

整骨院でのアプローチ|共立総合整骨院

共立総合整骨院では、「いつの間にか骨折」の予防と再発防止、姿勢改善、疼痛緩和を中心にサポートを行います。

姿勢・動作評価
・圧迫骨折後の姿勢変化や体の使い方のクセをチェックし、再発リスクを可視化します

骨盤・胸椎・背骨のアライメント調整
・骨折部位に負担をかけないように、周辺部位のバランスを調整し、二次的な痛みや変形を防ぎます

手技療法による筋肉ケア
・脊柱起立筋・多裂筋・腰方形筋などをほぐし、周囲の過緊張を緩和
・特に慢性腰痛や過緊張がある方には有効です

EMSや複合電気施術でインナーマッスル強化
・骨を守るために大切な体幹深層筋(インナーマッスル)を効率的に強化し、転倒・再骨折の予防を図ります

転倒予防指導
・歩行動作、靴の選び方、家の中での注意点など、生活に即したアドバイスも行っています

自宅でできるセルフケア|共立総合整骨院

✅ 背筋トレーニング(椅子に座って)
・背もたれなしの椅子に座り、胸を張って背筋を意識して10秒キープ×5回
・軽い筋トレを日課にすることで、背骨のサポート力が向上します

✅ 骨盤後傾ストレッチ
・仰向けで膝を立て、骨盤をゆっくり前後に傾ける動きで背骨の柔軟性アップ

✅ タオル体操で姿勢改善
・丸めたバスタオルを背中にあてて仰向けに寝転ぶことで、胸椎の前弯をサポートし、円背を予防
・1日5分程度でOK

✅ カルシウム・ビタミンD・たんぱく質の摂取
・骨を強く保つための栄養補給も日々意識しましょう
・日光浴もビタミンD合成に効果的です

まとめ

「いつの間にか骨折(椎体圧迫骨折)」は、高齢者を中心に誰にでも起こり得る“見えにくい骨折”です。
背中の痛みや姿勢の変化、身長の縮みなどを放置せず、早期に対処し予防・再発防止に努めることが重要です。

町田・厚木・八王子エリアで、

「腰が痛いけど転んだ覚えがない」
「背が縮んできた気がする」
「円背になってきて歩きづらい」

そんなお悩みがある方は、共立総合整骨院にぜひご相談ください。
身体の状態を丁寧に評価し、転倒予防と健康寿命の延伸をトータルでサポートいたします。

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