変形性股関節症|共立総合整骨院グループ

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変形性股関節症

変形性股関節症とは?|共立総合整骨院

変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)は、股関節の軟骨がすり減り、関節の変形や炎症が起きる疾患です。
初期には違和感や軽い痛みから始まり、進行すると股関節の動きが悪くなったり、歩行時の痛みや可動域制限が現れることがあります。

女性に多く、先天性股関節脱臼や形成不全の既往がある場合、加齢や使いすぎ、姿勢の癖なども影響すると言われています。
早期発見と正しいケアが進行予防につながります。

変形性股関節症になる原因|共立総合整骨院

変形性股関節症は関節の構造的要因と筋肉・生活習慣の影響が複合的に関わっています。代表的な原因は次の通りです。

先天性・発育性の要因

先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全(股関節の受け皿が浅い)があると、関節にかかる負荷が偏りやすく、軟骨のすり減りが進行しやすくなります。
こうした構造的な問題は変形性股関節症のリスクを高めます。

筋力低下・筋肉のアンバランス

股関節周囲の筋肉(中臀筋・大臀筋・腸腰筋など)の筋力低下や柔軟性低下があると、股関節にかかる衝撃吸収機能が低下し、関節に過度な負担がかかります。
特に中臀筋の弱化は歩行時の骨盤の安定性に影響し、悪化を招きます。

姿勢・歩き方の癖

反り腰や骨盤の前傾、外側重心の歩行などが股関節への負担を増やします。
こうした日常の体の使い方の積み重ねが変形性股関節症の進行因子になることもあります。

加齢・過体重・使いすぎ

加齢により軟骨の弾力性が低下し、すり減りやすくなります。また体重増加により関節への負担が増すため、変形性股関節症の進行リスクが高まります。
スポーツや重労働による過度な使いすぎも影響します。

変形性股関節症のセルフチェック|共立総合整骨院

変形性股関節症かどうかは以下のポイントで簡単に確認できます:

股関節の付け根(鼠径部)やお尻に違和感・痛みがある

・朝起きたときに股関節がこわばる

・足の爪切りや靴下を履くとき、股関節が曲げづらい

・歩行時に足を引きずる・左右の歩き方が違う

・長時間歩くと疲れやすくなる・痛みが出る

こうした症状が見られる場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

自宅でできる簡単ストレッチ・筋トレ|共立総合整骨院

変形性股関節症の進行予防には、股関節周囲の筋肉を強化し柔軟性を保つことが重要です。以下の運動を取り入れてみましょう。

股関節回旋ストレッチ

仰向けで片膝を抱え、膝を胸に引き寄せる→外側へ軽く倒す動きをゆっくり行います。
股関節の可動域を維持し、筋肉や靭帯の柔軟性向上に役立ちます。

中臀筋トレーニング(ヒップアブダクション)

横向きに寝て上側の脚をまっすぐ持ち上げる→ゆっくり下ろす動作を行います。
中臀筋の筋力強化により骨盤の安定性が高まります。

ヒップリフト(ブリッジ運動)

仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げて数秒キープ→ゆっくり戻す動作を繰り返します。
大臀筋・ハムストリングス・体幹が鍛えられ、股関節周囲の安定性が改善します。

太ももの前側ストレッチ(大腿四頭筋ストレッチ)

のある方にはハードルが高い治療です。

まとめ|共立総合整骨院

変形性股関節症は「股関節の構造的要因」「筋力低下」「姿勢・歩き方の癖」「加齢・体重増加」などの影響で起こります。
日常生活で姿勢・歩き方を意識し、適切なストレッチや筋トレを継続することで、痛みの予防や進行抑制が期待できます。

「私もそうかも?」と感じた方はぜひセルフケアをスタートしてみてください。
それでも痛みや可動域制限が続く場合は早めに専門家へ相談を。

八王子市・町田市・厚木市の共立総合整骨院では、スタッフが一人ひとりのお身体の状態をしっかり評価し、関節のケア・姿勢改善・筋力強化指導などを行っています。
症状が軽いうちからサポートを受けることで股関節の健康を長く維持することができます。

変形性股関節症対策で、もっと快適に歩ける毎日を目指しましょう!

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