眼精疲労|共立総合整骨院グループ

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眼精疲労

このようなお悩みありませんか?

  • 目が疲れやすい、重い感じがする
  • 目が乾く、しみる、充血する
  • 視界がかすむ、焦点が合いにくい
  • 頭痛や肩こり、首こりを感じる
  • 光がまぶしく感じる、まばたきが減る(ドライアイ)

これらは「眼精疲労」に伴う代表的な症状です。長時間のパソコンやスマホ作業で目が痛む、ぼやけるといった不快感を訴える方が増えています​。

眼精疲労の原因(西洋医学的視点)|共立総合整骨院

西洋医学では、眼精疲労の主な原因として画面凝視などによる眼の酷使ドライアイが挙げられます。長時間の近業(近くを見続ける作業)では、ピント合わせ(調節機能)や両目の協調(輻輳)に負担がかかり、眼筋が疲労します。その結果、近見・遠見ともに視界がぼやけたり、ピントを合わせにくくなります。また、集中時はまばたきが減るため涙の蒸発が進み、眼表面が乾燥して痛みや違和感が生じます​。

さらに、未矯正の屈折異常(近視・遠視・乱視)や眼鏡の度数不足も疲れ目のリスクになります​。加えて、作業環境の悪さ(照明不足や画面のまぶしさ、姿勢の悪さ)も肩や首のこりを誘発し、眼精疲労を悪化させます。近年の調査では、女性やアジア圏、学生で目疲れの頻度が高いと報告されています​。なお、ブルーライトの影響については議論が続いており、有効性を裏付けるエビデンスは限定的とされています。

東洋医学からみた原因と判断|共立総合整骨院

東洋医学(中医学)の視点では、眼精疲労は肝が采配する血の量が減少したときによく起こるとされています。中医学における「血(けつ)」は、“栄養素”と“保湿”の役割を担っています。その血を各組織に「分配・供給する」のが肝の役割とされています。

中医学において、肝の働きは「全身の気を巡らせる」「精神・情緒の安定」「血の貯蔵」「筋や目の生理機能の維持」であると定義されています。目は、自分が思っている以上に大量の血を消耗するため、肝から目に血を届けても補充が間に合わず、肝が過剰に働くことで疲労困憊し、活動力が低下します。その結果として、眼精疲労が生じるのです。

現代では、日常生活の中でスマートフォンやタブレット、パソコンなどを使い、目を酷使している方が非常に多く見られます。さらに、目を回復させる時間である睡眠時間が短い方も多いです。目を定期的に休ませること、十分な睡眠をとることをおすすめします。ちなみに、杏仁豆腐の上によく乗っている赤い実は「クコの実」と言い、最近では「ゴジベリー」の名でスーパーフードとしても知られています。このクコの実には、網膜を守る抗酸化成分であるゼアキサンチンが豊富に含まれており、眼精疲労に効果があるとされています。

西洋医学からみた対策|共立総合整骨院

環境・生活習慣の改善:適切な照明環境で画面を見る、こまめに休憩をとる(20分ごとに画面から目を離し、20秒ほど遠くを見る「20-20-20」ルールなど)、まばたきを意識して増やす、画面の明るさ・コントラスト調整、ブルーライトカット機能の活用などで目の負担を軽減します。

メガネ・コンタクト:未矯正や度数不足の場合は視力矯正を行い、ピント調節の負担を減らします。また、遠近両用や中間距離用の眼鏡を用いることもあります。

ドライアイ治療:人工涙液点眼やヒアルロン酸点眼、眼瞼マッサージ、温罨法(ホットタオル)などで涙の質を改善します。重度の場合は涙点プラグやマイボーム腺機能改善などの専門治療を検討します。

視覚トレーニング:眼と脳の連携を整えるためのプリズム訓練やピント合わせ訓練、フォーカシング練習などの視機能訓練を行うことがあります。

これらの対策は、正しい姿勢で行うことが大切です。パソコン作業時はモニターを目の高さに合わせ、椅子の高さや机の位置を調整して背筋を伸ばすようにしましょう​。

東洋医学からみた対策|共立総合整骨院

鍼灸・指圧:東洋医学では、ツボ(百会、太陽、攅竹、晴明など)への鍼灸や指圧で目周りの血行を促し、緊張をほぐします。鍼治療はドライアイ症状の改善に効果があったとの報告もあります。

漢方・生薬:肝血を補う「杞菊地黄丸」や「八味地黄丸」など、眼精疲労に応じた漢方処方を用います。栄養補給として枸杞の実、ブルーベリー、緑黄色野菜など抗酸化作用のある食品を摂ると良いでしょう。

生活養生:十分な睡眠をとり、長時間の近業を避ける(こまめに休憩を入れる)、ストレスケアや腹式呼吸などで全身の気血を巡らせることが勧められます。目を温めるアイマスクや湯船での温浴も血流改善につながります。

共立総合整骨院での施術内容|共立総合整骨院

眼精疲労には首・肩こりや姿勢の歪みも影響します。研究では、首の筋疲労が視力(動的視力)を低下させることが示されており​、首肩の緊張や血行不良が目の疲れを助長します。整骨院では次のようなアプローチで眼精疲労を緩和します。

姿勢・骨格調整:骨盤・背骨・頭蓋骨のバランスを整え、前かがみ姿勢や猫背を矯正して首への負担を軽減します。頭部や頸椎の小さなズレを調整することで、眼への神経経路や血流が改善されます。

筋肉調整:首~肩~背中の筋緊張を緩めます。特に僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋など、眼と連動する筋肉を丁寧にほぐし、血流を促進します。眼球を動かす斜筋・内直筋・外直筋などへの緊張がある場合は首の牽引や軽い揉捏を行うこともあります。

骨調整:骨調整はゴムハンマーと当木で頭蓋骨そのものの歪みを整えることで目の周りの血流を良くし眼圧を下げて目の疲労を取り除く施術です。共立総合整骨院では人気の施術です。 

生活指導:座り方やモニター位置、枕の高さなどのアドバイスをします。デスクワーク中のストレッチ、定期的な休憩の取り方、スマホ・パソコンの使用時間制限など日常生活の工夫も指導します。

これら施術により、全身の血行が良くなることで目に栄養が行き渡りやすくなり、眼精疲労が和らぎます。首や肩のこりが軽減すると、目の疲れ・重だるさも改善されるケースが多く見られます。

このような方はぜひご相談ください

・長時間のパソコン・スマホ使用で目の疲れがひどい方

・眼科検査で異常はないのに目がかすむ、痛む方

・ドライアイ・肩こり・頭痛など複数の症状でお悩みの方

・目を酷使する仕事や勉強で疲れ目が慢性化している方

眼精疲労は放置すると慢性頭痛や慢性肩こりの原因になることもあります。気になる症状がある方は、早めに当院にご相談ください。眼の症状だけでなく姿勢や生活習慣も総合的にサポートし、専門家と一緒に根本改善を目指しましょう。

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