メニュー menu
打撲
打撲とは|共立総合整骨院
日常生活の中で「何かにぶつけて青アザができた」「転んで身体の一部が腫れて痛む」といった経験はありませんか?
このような症状は、打撲(だぼく)または打ち身と呼ばれる外傷の一種です。
打撲とは、外部からの衝撃によって筋肉・皮膚・血管などの軟部組織が損傷するケガです。骨折や脱臼がないものの、皮下組織内で出血や炎症が起き、痛み・腫れ・皮下出血(アザ)などが見られます。特にスポーツ中の接触プレーや日常生活の転倒など、幅広いシーンで誰にでも起こりうる非常に身近な外傷です。
打撲の主な症状
・ぶつけた直後からの痛み(圧痛・運動痛)
・患部の腫れ・熱感
・皮下出血(青あざ)や変色
・関節の可動域制限(打撲が関節近くの場合)
・筋肉の張り・硬さ
通常、数日~2週間程度で自然回復する軽症が多いですが、重度の場合は筋挫傷や骨膜損傷、神経障害に発展する可能性もあるため、自己判断せずに適切な評価とケアが大切です。
打撲の種類|共立総合整骨院
打撲は受傷部位によって分類され、それぞれで注意すべきポイントが異なります。
【1】軟部組織打撲(筋肉・脂肪層)
最も一般的な打撲で、筋肉や皮膚にダメージが集中します。青あざや痛みが出現。
【2】骨膜打撲(骨打ち身)
骨に近い部位(すね・肘・膝など)で起こる打撲。骨膜が損傷して強い痛みや長引く違和感が残ることがあります。
【3】関節周囲の打撲
関節包や靭帯、滑液包などが関与し、腫れや可動域制限が目立ちます。捻挫や骨折との鑑別が必要。
【4】内出血を伴う打撲(筋挫傷型)
筋肉内で出血し、筋硬結・動作痛・重だるさが生じるケース。急なストレッチや負荷に注意。
【5】神経打撲
肘や膝などにある浅在神経をぶつけた際に、しびれや感覚障害を伴う打撲。長引く場合は要注意です。
打撲の原因|共立総合整骨院
打撲は、一度の強い衝撃もしくは反復的な小さな衝撃の蓄積によって発生します。以下に主な原因を紹介します。
● 転倒・転落
階段や道路、運動中の転倒などによる直接的な衝撃。
● 物にぶつける・挟む
家具・ドア・自転車などに体をぶつける、または何かに挟まれるなど。
● スポーツ外傷
コンタクトスポーツ(ラグビー・サッカー・バスケ)に多く、相手との接触やボールが当たることで受傷。
● 日常の不注意や疲労
足元を見ずに歩いていてつまずく、体のバランスが崩れやすい高齢者に多発。
● 小児や高齢者の骨格的・感覚的要因
骨密度や筋量が少ないため、軽度の打撲でも広範囲に症状が広がることがあります。
打撲の応急処置と注意点
打撲直後は以下のRICE処置が基本です。
・Rest(安静):患部を動かさずに休ませる
・Ice(冷却):15~20分冷やす。出血や腫れを抑制
・Compression(圧迫):包帯などで軽く圧迫し内出血を防ぐ
・Elevation(挙上):心臓より高くして腫れや内出血を軽減
※ただし、「強く腫れている」「力が入らない」「しびれがある」「痛みが数日経っても改善しない」場合は、骨折・靱帯損傷・神経障害の可能性もあるため、専門機関での評価が必要です。
整骨院でのアプローチ法|共立総合整骨院
共立総合整骨院では、打撲に対して以下のような施術と管理を行います。
● 問診・視診・触診による状態評価
患部の圧痛・腫脹・内出血・可動域などを確認し、骨折や靭帯損傷との鑑別も含めて評価します。
● アイシング・物理療法(ハイボルト・超音波)
炎症期には冷却や電療による炎症の抑制・疼痛緩和を行います。
● 軽度な手技による循環促進
急性期を過ぎた段階で、血流を促し内出血や腫れの吸収を促進する優しい施術を行います。
● 筋膜リリース・軽擦法
打撲周囲の硬くなった筋肉や筋膜を緩め、可動域改善や二次的な筋拘縮予防に取り組みます。
● テーピング・包帯固定
痛みのある動作時には患部の安定を図るために固定・保護を行います。
● 競技・運動への復帰サポート
スポーツ中に受傷した方には、再受傷予防のトレーニングやフォーム改善のアドバイスも行います。
自宅でできるセルフケア・対策|共立総合整骨院
日常で行えるセルフケアや打撲を予防する習慣も重要です。
✅ 急性期(48〜72時間以内)
・冷却をこまめに行う(1日3〜4回目安)
・過度に触らず安静
・患部を高くして就寝
✅ 回復期(3日目以降)
・温める(入浴・温パック):血流促進による回復促
・ストレッチ・軽い運動:筋肉の拘縮や関節の硬さを予
・マッサージ:内出血が消えかけたタイミングで軽擦を行い吸収を助ける
・適度な圧迫とサポーター使用:筋保護と安心感の提供
✅ 打撲予防の習慣
・室内の整理整頓(転倒予防
・靴選び(滑らない・クッション性のある靴)
・体幹トレーニング(バランス維持)
・反応速度を鍛えるトレーニング(特に高齢者・スポーツ選手)
まとめ
打撲は軽視されがちな外傷ですが、適切な処置を怠ると長期的な違和感や慢性痛につながることもあるため注意が必要です。
町田・厚木・八王子周辺で打撲による腫れや痛み、違和感がなかなか取れないとお悩みの方は、共立総合整骨院へお気軽にご相談ください。
専門的な評価と的確な施術で、早期回復と再発予防をサポートいたします。