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2025.11.9
風邪が治っても咳が続く?その原因は“後鼻漏”かも!

「風邪は治ったのに、咳だけがずっと続く…」
そんな経験はありませんか?
実はその咳、**後鼻漏(こうびろう)**が関係しているかもしれません。
後鼻漏とは、鼻水が喉の奥に流れ落ちてしまう状態のことをいいます。
本来なら鼻水は外に排出されますが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、気温差、エアコンの風などが原因で鼻の通りが悪くなると、鼻水が喉にまわりやすくなります。
その結果、「常に何かが垂れてくる」「咳が止まらない」「痰が絡む」といった症状が続くのです。
実際に、英国・マンチェスター大学の研究では、原因不明の慢性咳(UCC)と、原因がはっきりしている咳(ECC)を比較したところ、後鼻漏の有無が咳の長引きやすさに深く関係していることが報告されています。
つまり、肺や気管支に異常がなくても、鼻や喉のトラブルが“長引く咳”の正体であるケースが多いということです。
特に女性や高齢の方、香水や洗剤、冷気などの刺激に敏感な方は、咳が慢性化しやすい傾向があります。
また、姿勢の崩れや首・喉まわりの筋肉がこわばることで、気道が圧迫され、後鼻漏の影響を強く感じやすくなることもあります。
**共立総合整骨院(鶴川・八王子・本厚木)**でも、季節の変わり目には「咳がなかなか止まらない」というご相談を多くいただきます。
姿勢の調整や呼吸をサポートする施術を行うことで、喉や首まわりの緊張を和らげ、呼吸がラクになったという声も多くあります。
Q1:咳が長引くときは整骨院に行っても大丈夫?
A:はい、大丈夫です。まずは耳鼻咽喉科で原因を確認した上で、姿勢や首・肩の緊張が影響している場合には、整骨院でのケアが有効です。呼吸がスムーズになることで、不快感の軽減をサポートできます。
Q2:後鼻漏の症状を和らげるためにできることはありますか?
A:乾燥を防ぐことや、首・肩まわりを温めて血流を良くすることが大切です。また、姿勢を整えて呼吸がしやすい状態を保つことで、喉や鼻への負担を減らしやすくなります。生活習慣の見直しと合わせて、体を整えるケアを行いましょう。
柔道整復師 岩本 大生











