しびれの原因は「神経の血流」?坐骨神経痛の新しい考え方|共立総合整骨院グループ

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2025.11.6

しびれの原因は「神経の血流」?坐骨神経痛の新しい考え方

しびれの原因は「神経の血流」?坐骨神経痛の新しい考え方

しびれの原因は「神経の血流」?坐骨神経痛の新しい考え方

「坐骨神経痛」と聞くと、多くの方は「ヘルニアで神経が圧迫されている」と想像されると思います。
しかし最近の研究では、しびれや痛みの原因は圧迫だけでなく、神経を栄養する血管の血流障害にもあることがわかってきました。

私たちの体の神経には「vasa nervorum(ワーサ・ネルヴォールム)」という、神経専用の細い血管が走っています。
この血管は、腰の神経根へ向かう「根動脈(radicular artery)」や「外側仙骨動脈」などから枝分かれし、坐骨神経の内部まで栄養を届けています。
ところが、腰やお尻の筋肉の緊張、椎間板の変性、血流の滞りなどが起こると、この神経栄養血管の流れが悪くなります。

血流が滞ると、神経が酸欠状態になり、しびれ・冷感・ピリピリ感などの症状が現れます。
つまり、神経が「圧迫されている」というよりも「栄養と酸素が届きにくい」状態なのです。

八王子・鶴川・厚木の共立総合整骨院では、こうした血流の滞りに注目し、
筋肉の緊張を緩め、神経の周囲に再び血液が流れるよう整える施術を行っています。

しびれが長く続く方、病院で「異常なし」と言われた方も、血流の視点から体を見直すことで改善の糸口が見つかるかもしれません。

Q&Aコーナー

Q:しびれはどんな時に悪化しやすいですか?
A:長時間同じ姿勢を取っていると、筋肉が硬くなり血流が悪くなるため、しびれが強く出やすくなります。冷えやストレスでも神経の血流が低下することがあります。

Q:しびれは治るものですか?
A:原因が血流や筋緊張であれば、改善する可能性は高いです。早期に血流を回復させることで、神経の回復も促されやすくなります。

Q:病院で「異常なし」と言われたのにしびれるのはなぜ?
A:画像検査では“神経の血流”までは写りません。そのため、圧迫がなくても血行不良による神経の酸欠で症状が出る場合があります。

Q:どんな施術をするのですか?
A:共立総合整骨院では、血流を妨げている筋肉の硬さや姿勢の崩れを整え、神経周囲の血行を改善することを目的としています。必要に応じてストレッチや整体施術を組み合わせ、根本から改善を図ります。

柔道整復師 岩本大生

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