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2025.9.19
慢性疼痛は運動療法が第一選択に

「長年、腰や肩の痛みに悩んでいる」「薬を飲んでもすぐに痛みが戻ってしまう」…そんな経験はありませんか?
実は2022年に改訂された「慢性疼痛診療ガイドライン」では、薬よりも先に運動療法などの非薬物的アプローチを行うことが推奨されています。
慢性的な痛みは、筋肉や関節の衰え、姿勢の乱れ、生活習慣、さらには心理的ストレスまで複数の要因が重なって起こることが多いのが特徴です。そのため、一時的に痛みを抑える薬だけでは根本的な解決にならないことが多いのです。
運動療法は、筋力や柔軟性を高めて体の動きを改善し、血流を促すことで自然治癒力を引き出します。また、副作用が少なく、安全に続けやすい点も大きな魅力です。ガイドラインでも「まずは運動療法を」と明確に示されています。
もちろん、強い痛みで動けない場合や神経の痛みなどには薬物療法が必要なこともあります。大切なのは「薬だけに頼らず、運動を生活に取り入れること」。両者を組み合わせることで、痛みを和らげながら再発予防も目指せます。
慢性疼痛でお悩みの方は、まずは無理のないストレッチや体操から始めてみてください!











