夏の水分不足が秋の風邪を招く理由|共立総合整骨院グループ

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2025.9.6

夏の水分不足が秋の風邪を招く理由

夏の水分不足が秋の風邪を招く理由

 

昨日は「夏の脱水と関節痛」についてお話ししましたが、実は夏に水分をしっかり取らないことは、

秋に多くなると言われている燥邪(そうじゃ)にも関係しているのです。

 

東洋医学では、夏の暑さで大量の汗をかくと「気」と「水(津液)」が消耗し、体を守る力(衛気)が弱まるとされます。

そのまま秋を迎えると、乾燥した空気に喉や鼻がさらされやすくなり、風邪をひきやすくなるのです。

 

現代医学の視点でも、夏の脱水は免疫機能を下げ、秋の寒暖差や乾燥への抵抗力を弱めます。

特に呼吸器の粘膜は十分な水分があってこそバリア機能を保ちますが、乾燥するとウイルスが侵入しやすくなります。

 

つまり「夏に水分不足→秋に風邪リスク増」は、科学的にも説明できる現象なのです。

 

喉が渇く前に常温の水や麦茶をこまめに。冷たい飲み物ばかりでは体を冷やしてしまうため、温度にも気を配りましょう。

夏のうちの水分補給が、秋の健康を守る秘訣。昨日の関節痛と合わせて、ぜひ意識してみてください!

 

※「燥邪」は空気の乾燥による不調(喉や鼻の乾き、咳、皮膚のかさつきなど)を意味します。

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