糖化が進むとどうなる？コラーゲン劣化と老化を防ぐ生活習慣｜共立総合整骨院グループ

私たちの肌や身体の健康を支えている重要なタンパク質が「コラーゲン」です。

しかし、このコラーゲンは「糖化」によって劣化してしまうことをご存じでしょうか。

糖化とは、体内の余分な糖とタンパク質が結びつき、AGEs（終末糖化産物）という老化物質を生み出す現象です。

糖化が進行すると、肌ではシワやたるみ、黄ばみ、ハリの低下といった老化現象が起こりやすくなります。

それだけでなく、血管の硬化による動脈硬化、骨粗しょう症、白内障など、全身の健康にも悪影響を及ぼします。

特に砂糖や甘い飲み物を多く摂取する方は注意が必要です。糖化は一度進むと元に戻すことが難しいため、日常生活での予防が重要となります。

糖化がもたらす主な影響として、以下が挙げられます。
肌ではシワ・たるみ・ハリ低下、血管では動脈硬化の進行、骨では骨粗しょう症のリスク増加、目では白内障の原因となることがあります。

糖化を抑えるためには、生活習慣の見直しが効果的です。

まず、砂糖の摂取を控え、甘いお菓子や清涼飲料水の代わりに果物やナッツなど自然な甘みを選びましょう。

次に、紫外線対策も重要です。

紫外線はAGEsを増やす要因となるため、日焼け止めの使用や日光を浴びる時間の調整を心がけましょう。

さらに、喫煙は糖化と老化を加速させるため、禁煙が強く推奨されます。

加えて、緑黄色野菜やビタミンC・Eを多く含む食品など、抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れることも大切です。

糖化対策は、見た目の若々しさだけでなく、将来の健康を守るための重要な習慣です。

毎日の食事や生活を少し意識するだけでも、身体は確実に変わっていきます。

 

【Q&A】
Q：糖化は年齢と関係がありますか？
A：年齢とともに進みやすくなりますが、食生活や生活習慣によって進行速度は大きく変わります。

Q：完全に糖を摂らない方が良いですか？
A：糖は必要な栄養素でもあります。過剰摂取を避け、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

 

共立総合整骨院（本厚木・町田鶴川・八王子）では、お一人おひとりの状態に合わせた施術と～身体の内側から健康を整えるサポートを行っています。生活習慣の見直しとあわせて、無理のないケアで健やかな毎日を目指しましょう。

 

柔道整復師　岩本 大生