鍼を用いた筋膜リリース|共立総合整骨院グループ

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2025.12.13

鍼を用いた筋膜リリース

鍼を用いた筋膜リリース

筋肉や筋膜の癒着が原因で、思うように力が入らなかったり、痛みがなかなか改善しないケースがあることをご存じでしょうか。そのような場合に有効なのが、鍼を用いた筋膜リリースです。

筋膜は筋肉を包み込み、全身をつなぐ重要な組織ですが、負担の蓄積や動作の偏りによって癒着が起こると、筋肉本来の動きが制限されてしまいます。その結果、筋力が発揮しにくくなったり、痛みが長引く原因となります。

当院の現場でも、手技だけでは変化が出にくかった症状に対し、鍼を併用することで改善がみられるケースが多くあります。エコーを用いて施術前後を確認すると、筋膜の滑走が改善し、癒着が解消されている様子が確認できることもあります。これにより、筋肉が本来の働きを取り戻し、筋力トレーニング時のパフォーマンス向上にもつながります。

例えば、膝の痛みを訴える方で左右の筋力差がある場合、膝周囲の筋膜リリースを行うことで筋力の左右差が軽減されることがあります。その結果、動作時の負担が減り、トレーニング効果が高まり、痛みの軽減も期待できます。

筋肉や筋膜は全身で連動しています。そのため、局所の痛みや不調であっても、筋膜の癒着を整えることで、全身のバランスや動きが改善される可能性があります。鍼治療を取り入れ、身体の機能をより良い状態へ整えていきましょう。

【Q&A】

Q1. 鍼の筋膜リリースはどのような症状に向いていますか?

A. 筋肉の張りが取れにくい症状や、トレーニングしても力が入りにくいケース、慢性的な痛みに有効です。

Q2. 鍼が苦手でも受けられますか?

A. 無理におすすめすることはありません。状態に応じて手技中心の施術も可能です。

Q3. トレーニングと併用するメリットは何ですか?

A. 筋膜の滑走が改善されることで、筋力が発揮しやすくなり、トレーニング効果が高まります。

共立総合整骨院(本厚木・町田鶴川・八王子)では、お一人おひとりの状態に合わせた施術と鍼治療を組み合わせ、筋肉や筋膜の機能を整えながら、動きやすくバランスの取れた身体づくりをサポートしています。

柔道整復師 岩本 大生

 
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