【前屈や屈み動作には注意!】朝起きてすぐの運動は要注意です|共立総合整骨院グループ

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2025.11.21

【前屈や屈み動作には注意!】朝起きてすぐの運動は要注意です

【前屈や屈み動作には注意!】朝起きてすぐの運動は要注意です

朝はすぐに体を動かしたくなりますが、起床後1時間以内の前屈や屈み動作を含む運動には注意が必要です。

夜間、背骨の間にある椎間板(クッションのような組織)には水分が溜まり、厚みが増して硬くなります。

椎間板が硬い状態では圧力に弱く、前屈や屈み動作を行うと椎間板や背骨に大きな負担がかかりやすくなります。
そのため、起床直後に無理な前屈や重い荷物を持って屈むなどの動作を行うと、ぎっくり腰や腰痛の原因になることがあります。朝はまず、首・肩・手足など優しく動かせる部分からストレッチを始め、軽い散歩や深呼吸で体を温め、背骨の柔軟性を取り戻してから本格的な運動に移ることをおすすめします。
朝の運動は健康に良い習慣ですが、体の状態に配慮して行うことで椎間板や背骨を守りながら快適な1日を始められます。

Q&A
Q1:起床後すぐにヨガや前屈をするのはダメですか?
A:完全にダメというわけではありませんが、起床直後は椎間板が硬くなっているためリスクがあります。まずは軽いストレッチや深呼吸、短い散歩で体を温めてから行うと安全です。
Q2:朝すぐに動くとぎっくり腰になりやすいですか?
A:起床直後の無理な前屈や重い物を急に持ち上げる動作は、椎間板や周囲の筋肉に負担をかけ、

ぎっくり腰を誘発することがあります。注意が必要です。
Q3:何分くらい経てば運動しても大丈夫ですか?
A:個人差はありますが、起床後30分〜1時間ほど体を動かして温め、

筋肉や関節の緊張が緩んでから本格的な運動を始めると安全性が高まります。

柔道整復師 岩本 大生

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