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2025.11.10
交通事故による肩のケガと治療法

【交通事故による肩のケガと治療法】
共立総合整骨院では、交通事故の啓蒙活動を行うとともに、万が一のときに役立つ交通事故・健康情報をお届けしています。
■ むちうちと肩のケガの関係
交通事故で多いケガといえば「むちうち」。
首が鞭のようにしなることで頸椎や筋肉にダメージが生じますが、同時に肩関節を痛める方も少なくありません。
実は、右肩と左肩では痛め方が異なります。
■ 右肩を痛めるケース
右肩はシートベルトの圧迫によって損傷しやすい部位です。
衝突の瞬間、シートベルトが急激に締まることで、鎖骨と肩甲骨をつなぐ「肩鎖関節」に強い負担がかかります。
その結果、肩鎖関節の捻挫・亜脱臼・骨折を起こすこともあります。
■ 左肩を痛めるケース
左肩の場合は、ハンドルやシフトレバーを握っていた際の衝撃が原因。
衝突の力が「車体 → ハンドル → 手首 → 肘 → 肩」と伝わり、肩関節や筋肉を損傷します。
人によっては、肩より先に手首や肘を痛めることもあります。
■ 受傷直後の対応と治療
ケガ直後は、アイシングで炎症を抑えることが重要です。
炎症期には微弱電流治療(ハイボルテージなど)を併用することで、痛みの軽減と治癒促進が期待できます。
肩鎖関節の亜脱臼では固定と安静が2〜3週間必要になります。
完全脱臼や骨折がある場合は、整形外科での手術が必要になるケースもあります。
■ リハビリと早期回復のポイント
急性期を過ぎたら、肩関節と肩甲骨の可動域改善を目的としたリハビリを行います。
可動域訓練や筋肉の調整を丁寧に行うことで、後遺症や慢性痛の予防にもつながります。
■ 共立総合整骨院の交通事故治療
当グループ(町田・鶴川・八王子・本厚木)は、全員が柔道整復師(国家資格)を持つ外傷の専門家です。
交通事故のむちうち・肩関節障害・腰痛・打撲・捻挫など、幅広い症状に対応しています。
また、保険会社とのやり取りや転院相談などもサポートいたします。
交通事故後の痛みや不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。











