膝の痛みと構造について
こんにちは!
今回は膝関節の痛みについてお伝えしていこうと思います。
膝の痛みには
膝関節捻挫
変形性膝関節症
半月板損傷
脂肪体炎
前十字じん帯損傷
後十字じん帯損傷
側副じん帯損傷
オスグッドシュラッター病
鵞足炎
等の様々な疾患によって痛みが出ます。
これらについては、
問診、視診、触診、検査にて判断し必要に応じて提携病院と連携しながら判断していきます。
膝の痛みを理解するには膝関節の構造を知る必要があります。
構造:大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)で出来ている関節です。
機能:立ったり、座ったり、歩いたり等、さまざまな姿勢や動作をすることができます。 また、体重を支え、日常の動作において衝撃を吸収しています。
膝を曲げると内側にひねる動きをし、膝を伸ばすと外側にひねる動きをします。
半月板
構造:大腿骨と脛骨の間にC型をした軟骨様の板状のものです。内側と外側にそれぞれ1つずつあります。
役割:関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定させる働きをしています。
前十字じん帯
構造:大腿骨と脛骨を繋いでるじん帯
役割:脛骨が前に行き過ぎないように抑える。ひねり過ぎないように抑える役割があります。
後十字じん帯
構造:前十字じん帯と同じく大腿骨とけい骨を繋いでいるじん帯
役割:脛骨が後ろに行き過ぎないように抑える。ひねり過ぎないように抑える役割があります。
これ以外にも多くの筋肉が膝関節を覆い、複雑な構造で膝関節は構成されています。そのため一度痛みが出ると症状が長引きやすいのも特徴の一つです。
膝の痛みの主な原因として
・スポーツ時の転倒の仕方や接触によるもの
・日常生活習慣によるストレスや身体バランスの乱れによるもの
バランスの悪い例 : ニーイン・トゥアウト
ニーイン・トゥアウトとは膝が内側にはいり、足首が外向きになった状態になっている状態を言います。その状態で歩いたり、座ったりを繰り返していると膝まわりの関節と筋肉に痛みが発生しやすくなります。スポーツで膝を痛める主な原因の一つです。改善するには骨格バランスを整えながら股関節まわりの筋肉の機能を正常にしていく必要があります。
・普段の座り方や足の組み方によっても身体のバランスが崩れていき膝の痛みの原因となります。ぺちゃんこ座りや横座りは特に股関節や膝に負担をかけやすい座り方です。痛みが出ていなくても、避けたい座り方です。
・スポーツでのケガの場合はケガの度合いをみながら、必要に応じて包帯固定や電気療法をしリハビリを行っていきます。スポーツによるケガは再発予防が特に重要です。そのために必要なストレッチやトレーニング指導も行います。
共立施術として
マッサージするだけでなく全身をくまなく動かしながらバランスのとれた身体をつくっていきます。そうすることで痛みがすぐ戻ることを防ぎ痛みの原因の根本を改善していきます。
また、当院では骨調整法という筋肉や関節だけでなく骨に直接アプローチする特殊な施術も行っております。足部の骨、下腿部の骨、大腿骨に施術することで下半身のバランスを整え膝の痛みを取っていきます。他院のマッサージや整体で痛みが中々取れない場合はぜひこちらもお試しください。
当院のスタッフは全員が国家資格保有者です。
これらの身体の構造を理解した上で症状と原因をわかりやすく説明を行い施術をしていきます。
お気軽にご相談ください。