不眠症のタイプ・原因について
長い時間寝ていても朝起きると寝たりないと思うことはないでしょうか?
睡眠時間が長くても睡眠の質が悪いと体の休息は十分にとれていません。
睡眠中は浅い睡眠のレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返しています。レム睡眠は脳が覚醒していて夢をみるときの状態になります。ノンレム睡眠は深い眠りでホルモンの
分泌などがおこなわれています。睡眠は約90分でレム睡眠とノンレム睡眠を行い、これを一周期として4~5回繰り返すと快眠だといわれています。
このことから7時間ほど睡眠を取ることが理想になってきます。
このリズムが崩れると快眠感が得られず不眠症になってしまいます。
不眠症には4つのタイプがあります。
- 入眠困難
寝つきが悪い
- 中途覚醒
眠りが維持できない
- 早期覚醒
朝早く目が覚める
- 熟眠障害
眠りが浅く眠った感じがしない
以上が不眠症のタイプになります。
不眠症を引き起こす主な原因としては
1、環境要因
寝る場所の変化や暑さ、騒音、明るさなど
2、身体要因
年齢、性別、頻尿、痛み、筋緊張など
3、心的要因
悩みやイライラ、精神的ストレスなど
4、生活習慣要因
アルコール、ニコチン、カフェイン、薬、運動不足など
これらのことが不眠症へと繋がっていきます。
不眠症を放置していると他の病気になってしまいます。
高血圧や糖尿病といった生活習慣病です。
高血圧や糖尿病は交感神経が興奮することにより引き起こされます。睡眠時は交感神経の働きが抑えられるため血圧や血糖値が下がるのですが不眠症になると常に交感神経が興奮しているため結果的に高血圧や糖尿病になってしまうのです。そのため不眠症の治療を行うことが、結果的に生活習慣病の予防につながるのです。
ではここで不眠症に効くツボをいくつかご紹介していきます。
①百会・・・頭の頂点
②印堂・・・眉間の中央
③翳風・・・耳たぶ裏の耳の付け根と、顎の骨との間
④内関・・・手首から指三本分
⑤失眠・・・かかとの中央の少しへこんだところ
ツボを押す際は
・痛気持ちいと感じる強さ
・15~20回ほど押す
・両側押す
この3つを意識しながらやってみましょう!