水分補給について
みなさん私達の身体の中の水分量はどれくらいか知っていますか?
テレビなどでもいわれているのでご存知の方も多いとは思いますが、成人で約70%、新生児では70~80%、よく子供はみずみずしいといわれることもありますがそれはあながち間違えではありません。
しかし、高齢者になると50%まで減少するといわれています。
水分には体温調節を行ったり血液として栄養を運び、
汗や尿として老廃物を体外に出すなどの役割があります。
そして成人では1日で約2リットルもの水分が失われています。
見えないところでも減っていますのでそれ以上に
摂取するよう意識しましょう。
ただ水をがむしゃらに飲めばいいということではありません。
私たちの身体には約0.9%の食塩水と同じ濃度に保たれた血液が循環しています。
水だけを飲み過ぎるとこのバランスが崩れ体調が悪くなることもあります。
体液の成分として水のほかに、「電解質」という物質が含まれています。
電解質とは、水に溶けると電気を通す物質のことで、ナトリウムやクロール、カリウム、マグネシウムなどがあります。
これらの物質は体液中でイオンの姿に変えています。これらのイオンには、様々な役割があり、お互いのイオンが相互に作用し合うことで人間の活動を支えています。
水だけでなく、イオンが含まれた飲み物を飲むことでより身体に吸収されやすくなっていきます。
糖分があることで、より身体に吸収される速度が早くなるそうです。
水分補給に必要な成分
①成分表示の中でナトリウムが40~80mg/100mlのもの
②糖分が4~8g/100mlのもの
体重の約3%の水分が失われると
・運動能力の低下
・体温調節能力が低下
そして体温が40℃を超えると運動を続けることが困難になります。
さらに脱水が進むと、身体のトラブルを引き起こします。
発汗による体重減少が2%をこえないように水分補給をすることが大切です。
運動をする前に体重をはかり、運動後の体重をはかると身体の変化がより分かりやすいです。
運動前の体重と運動後の体重の減少が2%をこえないように水分補給を行いましょう!
今はタブレットでも取れようになっているので用意しておくといいと思います。
簡単なものだとやはりスポーツ飲料等もいいそうです。まだまだ暑い時期は続きますのでお身体に気をつけて暑さに負けない身体づくりも一緒にしていきましょう。