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免疫力を上げて夏バテ、ウイルスから身を守ろう

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  • 2020/07/04

 

ここ最近『免疫力』というワードを目にすることが多くあると思います。

今回は今流行っているウイルスや、これから始まる夏に向けて免疫力を高めるための方法を紹介します

 

まず、身体の免疫力を高めるには…

【血行促進】

【腸内環境の改善】

【自律神経の調節】

この3つが必要になります。

 

 

 

 

なぜ、この3つが必要になるのか、その必要性と改善法をお伝えします。

 

【血行促進】

血行を促進させるには体温の上昇に繋がります。

免疫力を上げる免疫細胞は血液やリンパ液に乘って体中を巡っていますので、血行が悪くなると体内に異物を見つけても細胞が素早く動くことが出来なくなり、ウイルスや細菌に感染するリスクが高くなります。その為、身体の体温を上げる事により血液の循環が促進され免疫細胞の働きが活発になり免疫力を高める事に繋がります。

ちなみに免疫力は体温が1℃下がると30%も低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5〜6倍もアップするとも言われています。

 

血行を促進させるには……

 

簡単な方法は、湯船に浸かることです。湯船に浸かり、体を温められることで全身の血流が良くなり栄養や新鮮な酸素を身体の隅々まで届きやすくする事が出来ます。

また、温度に関しては個人差がありますが、一般的には36~40度での入浴で、脳・神経系への効果が高く、筋肉やメンタル面でのリラックス効果があるとされています。

 

 

 

 

【腸内環境の改善】

腸内環境を整えることで、腸内に存在する免疫細胞が正常に働きます。

腸内には免疫細胞の約70%が存在すると言われており、腸内環境を正しくする事により免疫細胞の働きが活発になります。よって腸内環境を整える事は免疫力を大きく左右します。

 

腸内環境を良くするには……

 

善玉菌を多く含む発酵食品の納豆乳酸菌が含まれているヨーグルトなどを摂取する事がお勧めです。

また、腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類があります。

  • 善玉菌…消化吸収を助け、腸の働きを整え、病気に対する抵抗力を高めるなど、有用な働きをする。
  • 悪玉菌…有害物質をつくりだし、腸内の腐敗を進め、体に悪い影響を及ぼす菌として知られている。
  • 日和見菌…健康な時は無害だが、悪玉菌か善玉菌のどちらか優勢なほうに加担して働く性質があります。

腸内細菌の理想的なバランスは、善玉菌が20%、悪玉菌が10%、日和見菌が70%と言われています。

 

腸内環境が整うと便通が良くなる事や睡眠の質が上がり疲労回復の効果もあるので、皆さんも自分の食生活を見直してみて下さい。

 

 

 

 

【自律神経の調節】

自律神経には、交感神経と副交感神経というものがあります。

交感神経は主に日中、活動している時に優位になります。全身の活動力を高める神経で、血圧や血糖を上げ、血液を筋肉や脳に集める働きがあります。

副交感神経は主に夜間、リラックスしているときに優位に働きます。身体を回復させる神経で、内臓の機能を高め、免疫機能を正常にする作用があります。鍼灸治療には、この副交感神経を高める効果があるとされています。

最近では、流行りのウイルスの影響で在宅ワークや活動自粛など、慣れない環境下での生活によりストレスを感じている人も多いと思います。

長期間にわたって強いストレスにさらされると、自律神経の働きが乱れ、常に交感神経ばかりが優位になってしまいます。そうなると、免疫機能が正常に働かず、身体の不調を感じやすくなるので、自律神経のバランスを整える事が免疫力を働かせる大きな鍵となります。

 

自律神経を整えるには…

交感神経と副交感神経を共に活発化させてバランス良く働かす事が重要になります。

しかし、現代の日本人は交感神経が過剰になり、副交感神経が上がらないタイプの人が圧倒的に多いと言われています。就寝前のスマートフォンの使用は睡眠の質を下げてしまうので、なるべく控えましょう。交感神経を落ち着かせ、副交感神経を活発化させる簡単な方法としては深呼吸があります。おへそを意識しながら、お腹を膨らますように鼻から3秒吸い、お腹を凹ます事を意識しながら鼻から3秒吐きましょう。

また、自律神経は腸内環境や血流にも大きく関係しているので、ぜひ試してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当院で行っている鍼灸治療には鍼灸治療で、血行促進、腸内環境の改善、自律神経の調節をさせ、免疫力を高める効果があります。

 

 

 

そこで、免疫力に関わるわるツボをご紹介致します。

 

 

 

 

 

 

合谷(ごうこく)

場所:人差し指と親指の骨が交差する場所の前の窪んだ部分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足三里(あしさんり)

場所:膝のお皿の下から指4本分下、脛のすぐ外側の位置

 
 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       大椎(だいつい)

場所:首を前に曲げた時に出る骨の下の窪んだ部分

 

 
 

※ツボを押す時のポイント!

・痛気持ちくらいの強さで押す

・あんまりぐりぐり押さない押す

時間は10~15秒程で

 

 

 

 

 

『免疫力を上げましょう』と言われても『免疫力の上げ方』を明確に知っている方は多くないと思います。

 

これを機に上記の事を日常生活に取り入れて、免疫力を上げて不調に負けない体を作りましょう!

 

 

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