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子どもの姿勢について

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  • 2020/06/26

ご家庭や学校でのお子様達の姿勢、気になった事ありませんか・・・?

自宅での食事の時の姿勢や学校での授業中の姿勢など気になる親御さんは多いかと思います。

猫背、足をぶらぶらさせていたり、足を組んだり気になる姿勢はいろいろあります。

いつかは本人が気になる時が来るからそのままで大丈夫と思っていると今後の成長に関わってくるので注意が必要です。

 

子ども達の姿勢が悪くなる理由とは・・・

 

◎筋力低下

スポーツ庁が行なっている体力・能力調査では昭和60年頃から続いていた体力低下は平成10年頃に歯止めが掛かり,以後の体力は総合的には向上しているとなっていますが、近年PCやテレビゲームの普及でまだまだ油断は許さない状況ではあります。

 

◎生活環境の変化

最近ではリビング学習が流行っておりますが、リビングは決して学習用の机やいすでは無いので注意をしないと不良姿勢になりすいです。全項目でもありましたテレビゲームの普及により座っている時間が長くなっているのも不良姿勢に繋がりやすいので注意が必要です。

 

◎生活リズムの乱れ

新型コロナウイルスの影響により、自宅で過ごす事が多くなり生活リズムが乱れているお子さんは多いのではないでしょうか?あまり外出をせず、日差しを浴びない事や夜遅くまで起きているとホルモンバランスが崩れ、集中力が低下します。集中力の低下は姿勢を維持することが難しくなってしまいます。

 

では正しい姿勢とはどんなものでしょう・・・

まずいつも使っている椅子に座ってもらいます。

 

◎チェック項目

①深く腰かけた時にお尻と背中が背もたれについているか?

②足裏が地面についているか?

③机に手を乗せた時に肘が90度になっているか?

 

◎改善方法

上記のチェック項目で当てはまった項目がありましたでしょうか?

背もたれに深く腰掛けても落ち着かない様子だったりする時は筋力不足も考えられますが、今は簡単な改善方法として座面や背中にクッションを使い座っている姿勢が安定するようにしてあげましょう。この方法であれば椅子ではなく下に座っている状態でも使える方法になります。

足が地面につかない場合は椅子の高さが変えられるようなら変え、変えられない場合は足を乗せても潰れない箱や簡易的な足台などを使い、足元が安定するようにしてあげましょう。机がある場合はお腹から机の間は本人のこぶし一個分あけ、背筋が背もたれについている状態で肘が90度の状態ではない場合も座面の高さや机の高さを調節してあげましょう。

 

◎予防法

全部を一度に改善することは難しいようであれば、少しずつ予防していきましょう。生活リズムを整え、外で体を動かし体を疲れさせゆっくり睡眠時間を取らせてあげる事も良いかと思います。遊びの中で沢山、体を動かし筋力を向上させるのもひとつです。姿勢をキープするには体幹と臀部の筋力が必要になります。ゴールデンエイジと言われる時期です。このタイミングで正しい姿勢を身につけ健やかな成長を促せるように手助け出来ればうれしいですね。

 

子どもでも出来る簡単な筋力トレーニング

・サイドブリッジ

・肘を肩の下にまっすぐに立てて体を一本の棒のようにします。

 左右で10秒ずつを目安に行いましょう。

 

 

・バッククロスクランチ


・対角となる手足が一直線になるように上げ、肘と膝をつけるようにまげていきます

左右10回位を目安にしてみましょう。

 

 

・バックキック

・両肘を立てて四つん這いになり片足を上げ頭から踵までを一直線にします。

 左右で10秒ずつを目安に行いましょう。

 

 

 

子供向けのトレーニングになりますがもちろん大人の方が挑戦してみても大丈夫です。

トレーニングというより楽しんで行えるとお子様達も続けて出来るのではないかと思います。

 

ぜひ、ご家族で楽しみながら姿勢をチェックしてトレーニングしてみて下さい!!

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