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身体の不調のサインは舌をみればわかる?
《舌診について》
中国の古くから伝わる医学の考え方の中医学では体の診方で独特な診察法があります。
そのなかのひとつが舌診(ぜっしん)です。舌診とは舌を観察することで、患者さんの体の状態を把握する診察方法です。
舌診では、おもに舌質(ぜつしつ)と舌苔(ぜったい)をみます。舌質とは舌全体のことであり、舌苔は舌面上に付着する苔状のものをさします。
毎日自分の舌をみることで自分の体の状態を把握する方法にもなります。
例えば…
【色の違い】
・淡い赤色:正常
・淡泊、白っぽい:元気がない、疲れている状態
・赤みが強い:熱症状→熱中症の時など
・青紫っぽい:血流が悪い、運動不足
【舌質の形】
・大きく、腫れぼったい:疲れている
・舌の辺縁に歯形がつく:疲れている
【舌苔の厚さ】
・舌苔が薄く、舌をとおして、うっすらと舌質がみえる:正常
・舌苔が厚く、舌をとおして、うっすらと舌質がみえない:症状が長引いている
・苔が少ない、苔の一部がはげおちつ:胃の不調
このように舌ひとつとってみても体の状態を知るヒントとなります。
鏡で一度自分の舌をみてください。自分の舌が下の写真のような舌だったら
身体の不調のサインかもしれません。