アスリートに多い○○
段々と暖かくなり身体を動かしやすくなってきましたね!
今回はアスリートの身体の症状で多い「貧血」についてご紹介します。
血液中には酸素を運ぶ役割を持つヘモグロビンが存在します。
ヘモグロビンが減ってしまうと酸素が不足し酸欠状態になります。
貧血を引き起こす原因はいろいろありますが、最も多いのが「鉄欠乏性貧血」です。
鉄はヘモグロビンの元になっているので、鉄分が不足するとヘモグロビンが減り
酸素を運べなくなります。
激しいトレーニングをするアスリートは体内の鉄需要が増加する一方、
汗などで鉄の排出が増え鉄欠乏性貧血を引き起こしやすくなります。
身体が酸素不足になると有酸素運動の能力が低下します。
その為だるくなったり集中力が途切れやすくなったり
いつもできていた練習量がこなせなくなったりします。
特に陸上の長距離種目や持久系記録競技などでは記録の低下としてはっきり現れます。
以前の調子が出ない、記録が伸びないというときは貧血を疑ってみてください。
貧血の治療は主に鉄剤の服用で、食生活を改善することで再発を予防できます。
軽度の貧血なら強度を落として練習しても問題ないですが、日常生活で
症状がある場合は練習自体を中止しましょう!
貧血が仮によくなったとしても体内に鉄を蓄えておく必要があります。
その為鉄剤の服用は最低3か月続けましょう。
食生活で鉄分を摂取することも非常に大切です。
鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収が良くなります。
レバーや魚、ほうれん草などで鉄分を補うとともに一緒にブロッコリーや
みかん、グレープフルーツ、キウイ、イチゴなどを食べて吸収をサポートするといいですね!!
鉄分をしっかり摂り貧血に気を付けながら運動を楽しんでください!
お身体のことでお悩みでしたら共立総合整骨院にぜひご相談ください!!