整えるべき3つのバランスとは
外出自粛要請が出て、家で過ごす時間が増えた事によりいつもと違うリズムの生活の中で体の不調が表れてしまっている方も多くいらっしゃると思います。
そんな生活の中で不調にならない為にも整えるべき3つのバランスがあります。
それは
「食事・運動・休養」
この3つのバランスです。
では、1つずつ説明していきます。
「運動」
運動不足に陥ると心肺機能が低下してしまい呼吸が浅くなります。そうすると血流が低下しイライラなどストレスのたまる原因にもなります。
そして使わない筋肉が弱くなりしっかりと機能しなくなる事から肩こり腰痛が慢性化してしまいます。
そして将来的に寝たきりになってしまうリスクが増してしまいます。
運動はあくまで「過度」ではなく「適度」な運動をお勧めします。
適度な運動はストレス解消、筋力の維持、血糖値を下げる等の健康増進効果があります。
気軽に行えるものとしてはウォーキングや軽いジョギング、ストレッチがお勧めですが、外出を出来るだけ控えたいこの時期は屋内でのラジオ体操がお勧めです。
ラジオ体操は、体幹の曲げ伸ばしひねりと全身の筋肉や関節を満遍なく動かすようプログラムされよく出来ています。ラジオ体操第一は、身体の柔軟性をますことを中心考えられて作れ強度も低いので子供から高齢者までどなたでも行えます。ポイントは、できるだけ大きい動作で呼吸を止めずに行いましょう。ラジオ体操第二は、筋力強化の要素も含まれるので体力に余裕がある方はぜひチャレンジしてみてください。
ぜひ毎朝の習慣にしましょう。新陳代謝があがり肥満防止にもつながります。
「食事」
食事は栄養を摂取する手段として必ず必要なことで食事が出来なければ我々人間は生きていくことができません。食べないことは、食べ過ぎもよくないです。
食べ過ぎると肥満だけでなく免疫力も低下しますので十分注意しましょう。
・そこで気を付けて頂きたいのは「朝食」と「栄養バランス」の2点です。
朝食は1日の栄養源であり、また体温を上昇させてくれますので出来るだけ欠かさずに食べる様にしましょう。
また、「主食」「主菜」「副菜」を意識してバランスのいい食事をとるように心がけましょう。手軽に栄養を取りたい際は完全栄養食と言われている卵です。卵は食物繊維とビタミンC以外の人間に必要な栄養素がすべて入っているで手軽にとれるのでおすすめです。また、免疫にあげるのに必要な栄養素としては三大抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンE、βカロチン、ビタミンCの摂取が大事になります。この3つがふくまれている野菜としておすすめなのがカボチャとブロッコリーです。普段の食事ぜひくわえてみて免疫力に強いからだをつくっていきましょう。
例えばこのように、サラダにすると摂取しやすいと思います。
卵に関しては過去に更新したこちらもご確認下さい。
https://kyoritsu-m.co.jp/%e3%81%8a%e5%bd%b9%e7%ab%8b%e3%81%a1%e6%83%85%e5%a0%b1/2020/03/13/1223/
「睡眠」
人間が生きていく上で日が昇り活動し、夜に眠り身体を休ませるというリズムが身体に刻まれているくらい大切なもので、身体のメンテナンスや記憶の整理整頓を行う時間である睡眠を十分に行えないと疲れ等身体の不や脳や身体が回復せずに次の日を迎えてしまい1日のパフォーマンスを下げてしまいます。
睡眠不足は免疫抗体やサイトカイン(炎症物質)の量も低下し免疫の低下につながり感染症にかかりやすくなります。また、新陳代謝も下がるため肥満にもつながります。
このように睡眠不足は多くの弊害を生みますので注意しましょう。では理想の睡眠時間はどれくらいが必要なのでしょうか?年齢によって違いますが6~8時間を目安にしてみるといいと言われています。基本的には年齢があがるにつれて必要な睡眠時間は少なくなってきます。下記を参照に十分な睡眠をとっていきましょう。
引用 厚生労働省 eヘルスネット 睡眠と健康
「ここ最近なかなか寝付けない」
という方は過去に更新したこちらもご確認下さい。
https://kyoritsu-m.co.jp/cat01/2020/02/21/1178/
この3つのバランスが崩れると多くの不調の原因となってしまいます。
3つのバランスを完全に整えるのはかなり難しいですが、少しずつ整える意識をする事で不調を事前に予防できます。
皆さんもこの期間に不調の元を1つでも少なくし元気なからだを維持したいですね。